猫の宝物について

猫好きさんのための宝石店

屋号を変更したエピソード

久留米にある婚約指輪と結婚指輪の猫の宝物。もともとはオーダーメイドの専門店「アトリエミラエーゼ」という名だったのですが、屋号を変更した経緯についてお話します。

ある日の朝、いつもどおり出勤した私(現、代表取締役)。
会社前の大通りにいた子猫に気が付きました。
「助けなければ」と飛び込み、子猫を抱きかかえたままトラックにはねられてしまいました・・・

この事故以来、なぜか猫との縁が深くなっていったように感じました。
散歩中の猫がたまたま店内に入ってきたり、それも一度だけではなく、別の日にも別の猫が……

この猫たちとの出会いを境に、オーダーメイドの注文は「猫」をモチーフにしたデザインをご希望されるお客様が増えはじめ、フルオーダーでなくても猫のデザインを気軽に楽しんでいただけるように『猫ジュエリー』というブランドを立ち上げました。

今思えば、助けた猫が恩返しとして、お店に幸運をもたらしてくれたのではないか・・・
舞い込んできた猫たちも、猫好きの素敵なお客様を次々と連れてきてくれている・・・
まるで招き猫のように・・・

そんな風に思えてなりませんでした。
日々お客様に恵まれていることは、猫たちのおかげでもあって、今のこの毎日が私にとっての宝物だなと日々強く感じて、お店の屋号変更に踏み出したしだいです。
生まれかわった今のお店「猫の宝物」としてこれからも指輪を作り続けてまいります。

猫の宝物となって約1年がすぎたころ、子猫の飼い主を探しているAさんと出会い、すぐに保護する方向で話をすすめて即日
お宅にお邪魔すると、生まれたばかりの2匹の子猫が元気に走り回っていました。
その猫こそ、当店のマネージャー「サファイア」と店長の「ルビー」です。今でも2匹は大の仲良し。
店内を走り回りながら巡回もしてくれます。
そして、半年ほどたったある日

サファイアとルビーがお世話になっているサロンで生まれたばかりの子猫4匹と出会いました。
その日は見ただけで帰ってきたのですが、社内で検討し2匹なら面倒みられるということで後日サロンに行って子猫2匹を眺めていました。
兄妹だしな・・・
そう思い独断で4匹保護することに決めました。
その子たちが当店の「エメラルド」と「アクア」に、「パール」、「アレキ」です。

全員で6匹となった猫さんたちはみんな仲良しです。
先住猫だったサファイアとルビーは本当のお父ちゃんとお母ちゃんのように4匹の子猫たちを可愛がってくれて、遊んでくれて、とってもにぎやかなお店となりました。
猫の宝物へお越しの際は、ぜひ遊んであげてください。